【電気の施工管理】大卒上がりで現場仕事はやめておけ。学歴へのやっかみで疲弊し、貴重な能力を無駄にしてしまうぞ。

【電気の施工管理】大卒上がりで現場仕事はやめておけ。学歴へのやっかみで疲弊し、貴重な能力を無駄にしてしまうぞ。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
29歳

【当時の職業】
電気に関する施工管理

【当時の住まい】
社宅。
配偶者との二人暮らし。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
電機業界は需要があり、くいっぱぐれることはないと考えたから。
専門を生かしながら40代で1千万円稼げる業界だったから。

【環境と仕事内容】
具体的な仕事内容:特別高圧の電気の受電設備の更新工事
設備:特別高圧の変圧器、開閉機器
何を扱うか:上記設備の仕様検討、発注、現地施工管理
職員の人数と役職:チームで6人、役職は担当レベル
勤務時間:日勤(8:40〜17:20)、土日祝は休み、年間休日120日以上
給与:年収500万円程度
寮:既婚者は社宅、独身者は寮

【大変だった時期】
入社6年目。
大規模工事の担当をするようになったころ。




【大変だったこと】
人間関係が悪い:当時係長との折り合いがものすごく悪く、係長より「お前の時間外は意味がない」「お前はサラリーマンではない」「現段階でこの調子ではこれから先はつぶれる」等の発言を受けた。
労働時間が長い:複数の工事件名を同時進行で進めることが多く、現場立会等が重なると、早出+事務所帰着してからの書類作業が重なり、時間外が増える。
36協定に抵触しない範囲での小細工をチーム全員がしていたので、タイムカード上の時間外と実際の時間外実績は異なり、精神的にものすごいストレスとなった。
人員が足りない:団塊・団塊ジュニア世代が大量退職することが目に見えているにも関わらす、会社の収益が大きく伸びる見込みがないため、人員の追加配置がされない。
上記に書いた残業時間の過少申告のため、正確な労働時間も計上されず、人員不足に拍車をかけている。

【大変だった期間】
1年間続いた。




【当時の心境】
電車で会社まで通勤していたが、会社最寄り駅のホームに降り立った瞬間から、すべてのモチベーションがなくなる日々が続いた。
係長が休暇を取っている日はラッキーと考え、怒られる回数を減らすためだけに業務をしていた。
大卒入社社員は将来的な出世(キャリア構築)が盾に取られた状態で、理不尽を受け入れて頑張ることを強要されていたので、もうこの会社では続けていけないなと思った。

【職場が大変だった原因】
上司とのコミュニケーション不足。
出世に響くことを恐れるあまり、嫌なことを嫌といえず、自分の中に押し殺してしまったこと。




【仕事で良かったこと】
大規模設備が運開して、稼働し始めたとき。
トラブルのもとを未然に発見知って、対処できたとき。
自分の思い通りに物事が進んだときは達成感があった。
作業後に先輩から「君がいてくれてよかった」と言われた時が最も報われたと思います。




【特にひどかった最悪の出来事】
チーム内の飲み会で、係長から「お前はサラリーマンじゃない」とみんなの面前で言われたこと。
これは、配属初年度ということもあり、周りと比較して簡単な業務を振られているにもかかわらず、残業が出ていた私に対しての言葉であった。
それに対して、周りの人は笑うばかりだった。
係長は続けて、「まだまだ会社生活は続く。
こんなことではやっていけない。」
と言った。
これを契機に、「周りの人の顔色を窺って仕事をしていても、結局切り落とされるだけだな」と実感した。
仕事である以上、ある程度の理不尽には耐えられると考えていたが、この係長のような考えの上司がたくさんいるこの会社で、定年まで働き続けることは困難だと確信した。
さらに、年度末の評価面談で係長より、「お前はもっと頑張らないといけない」と言われ、これ以上頑張っても自分の能力の伸びが、業務のレベルに追いつくことはないな、そのための努力をするモチベーションもないな、と考えるようになった。




【相談した人・助けてくれた人】
愚痴をこぼした相手:近くに住んでいた学生時代の友人(別業界で勤務)。
転職も視野に活動していることを伝え、自身の不安なことに対して一緒に解決策を考えてくれた。
会社の人には一切相談しなかった。
理由は、その当時はまだ転職を考えておらず、不用意に会社の人に職場の不満をぶちまけると噂となって、社内の多くの人に伝わり、出世に響くと考えたため。

【改善のための行動】
転職活動。
自分のこれまでの経歴の棚卸を行い、転職活動の応募企業にいかに魅力的に伝えられるかに全力を尽くした。
同時に転職活動で譲れない条件について整理した。
転職活動の結果、前職より待遇がよく、時間外が少ない会社に転職できた。




【現在の状況と心境の変化】
転職してから1年たった。
仕事に対する価値観が変わり、周りの人の目を気にすることはなくなった。
本当にやばいとき以外は無駄に時間外することもなくなって、家での時間を大切にすることができるようになった。
かつてに比べたらずっと生きやすいと感じている。
一方で私が転職したことにより、私がやるはずだった業務をほかの人に押し付けてしまう形となって会社を去ることになったことは時折心苦しく感じている。

【学んだこと】
他人の評価軸で生きてはいけないということ。
会社での仕事は学校の授業ではないし、自己実現するための道具でもない。
働くということはあくまで自分の人生の目的を達成するための手段であるということを強く認識しないといけない。
他人の評価のために生きる日々は息苦しく、軸がぶれまくりの非常に危険な行為であるということ。



【当時の自分へのアドバイス】
やるべきこと:嫌なことは嫌という。
上司のために仕事をしない。
労働者の義務はあくまで労働力の提供であり、会社の経営状況について思いを巡らせるのは全くの無意味であるということに早く気付く。
私がこの会社で本当の意味での経営者になることはないということに気づく。
してはいけないこと:残業時間の過少申告。
特に36協定の月間40時間を超えないように残業時間を調整すること。
自分が本来もらうはずの賃金を会社に差し出しているようなもの。