【外壁工事】理不尽な環境下の中、根性論で仕事をさせられて完全に心が折れてしまった。

【外壁工事】理不尽な環境下の中、根性論で仕事をさせられて完全に心が折れてしまった。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
24歳

【当時の職業】
外壁工事

【当時の住まい】
賃貸マンションに嫁、娘と三人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
8年ほど勤務していた会社が倒産し、子供が生まれたばかりだった為にすぐ就職しなければいけない状況だったため友人が一人親方をやっていたところで働く事になったことがきっかけ。

【環境と仕事内容】
建築現場にてアスロックやALC材の外壁や間仕切りの建てこみ、下地の溶接作業や材料の加工作業。
大体405人一班のチームで作業。
主に材料の加工、下地の溶接作業、建て込み作業とで分担して作業をする、自分は溶接経験があった為建てこみと溶接作業を兼任することが多かった。
勤務時間については現場によるが朝8時0夕方17時までが基本。
休日は日曜日のみ

【大変だった時期】
24歳で転職後、1年勤務し退職




【大変だったこと】
とにかく現場の動線が確保されていないことがほとんどだったこと。
外壁や間仕切りの材料なので大きさが平均すると3M0くらいのものが多いため運ぶだけで相当な労力が必要だった。
図面を確認し必要な材料を探すことから始めるのだが、まとまって置いてあるわけでもなくそこら中に散らばっているケースが多い。
職人自体も若い人間が少なく古い世代の職人が多かったために、休憩なしでの作業や所謂根性論を突きつけられることも多かったし残業をしても何かと理由をつけられ結局サービス残業、遠い現場に行っても高速を使うのは行きだけで帰りは渋滞の中何時間もかけて帰る、家に着くのはとっくに夜。
雨が降ったら中止なんていうのはもう昔の話なのかと実感したほど、土砂降りの中でも作業をさせられた。

【大変だった期間】
当時の会社にいた1年間はずっと続いていた。




【当時の心境】
肉体労働自体はそこまで苦手ではなかったがとにかく理不尽だと感じることが多く、それを改善しようともしない上司や現場監督に対しての不満が常にあった。
友人同士で仕事をすることだけは楽しかったがこの業界にいても有益なことはないと判断し転職を決めた。

【職場が大変だった原因】
新しい人間が少なく古い世代で固まっていること。
新しい道具なんかも使わずほぼ全てのことを根性論で突き通す。




【仕事で良かったこと】
忍耐力や大抵の肉体労働では辛いと感じなくなったこと。
材料の吊り方や運び方、加工の仕方などは勉強になったと思う。
1現場やり切ることなくまた違う現場に変わっていたので達成感を感じたことはおまりなかったが、自分達で今月でここまで進めようと目標を立てて進めることができた経験は充実していた。




【特にひどかった最悪の出来事】
台風が来ていた時に、とりあえず現場に行こうと当時の職長に言われ渋滞の中片道20分のところを1時間以上かけて現場に行き土砂降りの中下地の溶接作業をやらされたこと。
電撃防止装置がついているとはいえ、革手袋はすぐにずぶ濡れになり手をビリビリさせながら半日以上作業をしていた。
おそらく中止になるからと言われていたので着替えも持っておらず秋だったこともあり寒さと痺れで手の感覚はほとんどなくなっていた。
そんな状態のまま昼休憩に入り、あろうことか雨が上がってしまい作業は続行。
びしょ濡れの作業着のまま午前中に溶接した下地に午後から材料の建てこみを始め結局そのまま夕方まで作業させられたことが最悪のエピソードだった。




【相談した人・助けてくれた人】
当時面倒を見てくれていた一人親方の友人には何度も相談したが『そういうもんだから』とあまり本気で話を聞いてくれなかった。
こうやって脳死で仕事をしている連中の集まりなんだと逆に冷静になってしまい転職を決めた。

【改善のための行動】
とにかくすぐにでも仕事を覚えて意見できるようになろうと思い必死に仕事をしていた。
実際覚えがいいところがあったためすぐに気に入ってはもらえて人間関係は悪くなかったのだがそもそも元請の段取りの悪さなどが目立つところがあり、根本的な解決にはならなかった。




【現在の状況と心境の変化】
転職し3年ほど経過し、今の職場は仕事自体は辛いと感じることはほとんどない、むしろ外壁の仕事をしていた経験があるからあまり辛いとは感じないのかもと思うと無駄なことではなかったなと感じれるようになった。
現在の仕事はもともと勤めていた会社の取引先でそこそこ大きい会社、10代の頃から行っていた現場でもあるので社長や役職なども顔馴染みがほとんどで信頼されているのでほとんどストレスは感じずに仕事をしていられる。

【学んだこと】
どのようなことでも学ぶことが理、改善策や解決策を考えることを投げ出してはいけないということ。
若い人間や経験の浅い人間に押し付けてしまっては優秀な人材は育たないということ。



【当時の自分へのアドバイス】
友人の話はあまり当てにはせず、とにかく目の前のことをいかに効率よく進めるかを常に考えて仕事をすること。
一時の感情に身を任せて仕事を選ばずに、少し休んででも自分に合った職場を探し自分のできることとやりたいことを擦り合わせて考えて行動してほしい。
大変だからといって逃げたり投げやりになったり脳死状態で仕事をしたいように。