【住宅の現場監督】自分のやりたいこともできず、何もうまくいかない最悪の2年半。

【住宅の現場監督】自分のやりたいこともできず、何もうまくいかない最悪の2年半。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
25歳

【当時の職業】
住宅の現場監督

【当時の住まい】
賃貸アパートで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
営業職がしたくてハウスメーカーに入社しましたが、配属されたのは現場監督で全くモチベーションが上がらない状態で仕事をしていました。

【環境と仕事内容】
営業さんがとってきた契約に対して実際に家を建てる仕事でした。
全員男性の職場で業者さんも気性の荒い方が多かったです。
内輪だけでなく、お客様からのクレームも多く、特に客層がいいわけではない地域の施工を担当していたので、クレームの数も多かったし、訳の分からないクレームもたくさんありました。
ノルマを達成できないと会社からも職人からも文句を言われる日々でした。

【大変だった時期】
入社2年目は特に周りの環境も劣悪だったので大変でした。




【大変だったこと】
特に施工していたエリアには職人数が多くなかったので、他社に逃げられないようにつなぎとめることも業務の一環になっていました。
そのため、他のエリア担当の社員はする必要のない仕事まで余計にしていたと感じています。
さらに、治安のよくはない地域の施工を担当することが多かったため、お客様だけでなく、近隣の家からのクレームも多く、本来しなければならない現場監督の仕事どころではなく、常に余計なことを考えなければなりませんでした。
本社はそのことを知っていて、他の営業所と同じように結果を求めてきたので、現場に集中したくてもできませんでした。
その結果、方々からのプレッシャーを営業所の社員全員が背負っており、皆ピリピリしており、雰囲気はとても悪かったです。
また、納期が迫ると朝5時から深夜1時まで仕事をしていた時期もありました。

【大変だった期間】
2年半で止めました。




【当時の心境】
いち早く辞めたいし、他にもやりたいことがあったので、どうやってそっちに行こうかという事ばかり考えていました。
また、どうやったら怒られず1日をやり過ごすことができるかを常に考えていました。
やりたいことを考え、それをしている自分を想像してなんとかやる気を出していました。

【職場が大変だった原因】
需要に対して供給体制が追い付いていないのに、本社が無理やり回そうとしていたため、社員に大きな負荷がかかっていたのだと思います。




【仕事で良かったこと】
配属された1年目にとてもいい先輩にめぐまれて、この人と一緒に仕事をしていろいろ吸収したいと思っていました。
また、はじめていろいろなことができると嬉しかったことを覚えています。
ただし、それも長くは続きませんでしたが。




【特にひどかった最悪の出来事】
抱えている物件が多くなり、自分でもいっぱいいっぱいになっている時に、大きな事件が起こってしまい上司も手伝ってくれ何とかなりましたが、お客様から私へのクレームになってしまい、異動を余儀なくされました。
異動して1年で再び異動になり、ようやく職人ともコミュニケーションがとれるようになった段階で、また人間関係を1から作り直さなければならないのは絶望的な気持ちでした。
自分の不手際でそうなったのであれば納得もできますが、誰のせいでもないのに、名指しでいろいろな人から責めたてられたのはきつかったです。
最後異動するときは上司にもお前は邪魔だというような言われ方もしました。
今はいい思い出は何もありませんし。
辞めてよかった思っています。




【相談した人・助けてくれた人】
研究がしたいと思っていたので、大学生時代の研究室の先生に相談しました。
先生は書けた論文を定期的にメールで送ってくれました。
ある論文を送ってもらってそれを読んだ瞬間に、こんなところで働いてるのが馬鹿馬鹿しいと思うようになり辞める決心ができました。

【改善のための行動】
職人がいないことが最大のネックだったので、他社にいかないように必死にコミュニケーションをとってつなぎとめていました。
その甲斐あって私が営業所にいる間は他社に移る業者さんは少なく、やりやすかったと思います。




【現在の状況と心境の変化】
これから約2年半たっていますが、本当にやりたいことができている今は、その当時と比べるとだいぶ充実していると思います。
今思うとあの時思い切って退社してよかったと思っていますし、もう二度と同じ仕事をしたいとは思いません。
後輩にも業界の大変なところを教えていますし、それでもできる図太い神経の持ち主でないと務まらない仕事なのだと思います。

【学んだこと】
本当にやりたいことをやらないと本当は楽なことでさえも余計に大変だと感じてしまう事多いので、自分のやりがいを最優先に仕事をすることが1番である。



【当時の自分へのアドバイス】
向いてないと自分で判断したならとっとと辞めることが一番。
自分が思っているほど周りは助けてくれないし、自分でもどうにもできない。
縁があって入社できた会社だからとしがみつくと結局自分が後悔することになる。
ただ、この経験を生かすも殺すも自分次第なので今後どうするかをしっかり考える必要がある。
頑張ってもできないことは世の中にたくさんある。